こんばんは紬の平川です。
先日少し遅めの夏休みをいただき沖縄に帰省していました。
今回のお休みでは沖縄の琉球時代からの民族衣装である琉装で記念写真を撮ってきました。
琉装とは琉球王国で生まれた装いのことで沖縄では"ウチナースガイ"とも言われているそうです。琉球王国時代には正装として着用されていたそうです。
写真館に着いたらまずは髪の毛のセット。
"カラジユイ"をしてもらいながらメイクをしていきます。"ウチナーカンプー"とも言われていて地域によってシルエットが少しずつ違うそうです。
お話ししながらも逆毛をたて、スプレーを使い、素早く髪をまとめる美容師さんの姿は
「さすがプロ!」
という感じでした。
紅型の色鮮やかな衣装に負けないちょっと濃いめのメイクで富士額、もみあげを描き加えて完成。
琉装は和服とは違って帯を前で結ぶので、自分でも着やすいそうです。袖口などがゆったりとした作りで沖縄の風土に適した風通しのよい着物になっているそうなので締め付け感がなく着心地が良かったです。
男性は腰の辺りを太めの帯で固定し、結び目は前で。頭には"ハチマキ"と呼ばれる帽子をかぶります。
身分や階級によって着る物の色や模様、布などが区別されていたそうです。現在の沖縄で目にする鮮やかな色とデザインの琉装は、位の高い衣装らしいです。
少し恥ずかしいですが…
こんな感じに仕上がりました。
帰省の度に楽しい経験や学びがあります。
沖縄旅行の際もし時間に余裕がある方には琉装体験おすすめです!