こんばんは、紬の伊藤です。
今年も残すところ、今日も含めて3日となりました。
紬の営業は、明日が最終日となります。
先日、長女と次女と私の女3人で、日本フィルハーモニー交響楽団の第九交響曲特別演奏会に行ってまいりました。
この演奏会に紬のお客様が出演されるとのことで、パンフレットをいただき、とてもいい機会と感じ急いでチケットを購入しました。
実は私、44歳にして「第九」のすべての演奏を鑑賞するのは初めてで、演奏時間が70分前後であることも、テレビで見ていた「歓喜の歌」と言われるよく耳にする大合唱部分は、第1楽章~第4楽章で構成されている最終章(第4楽章)の一部であったことも、恥ずかしながら最近初めて知ったのです。
子供たちと少し「第九」の予習をして演奏会に臨みました。
会場は東京芸術劇場。
開場時間まで外のイルミネーションを楽しみながら、気持ちを上げていきます。
コンサートホールの約2000席の座席はほぼ満席。
第1楽章から第4楽章まであること、そして最終章では4人の独唱者と合唱団が演奏に加わることを頭に入れながら、演奏を鑑賞していきます。
第1楽章では、弦楽器それぞれの旋律が大きく集まって壮大な音楽となり、長女も次女も私も、少し体を前に傾けて聴き入ってしまいました。
第2楽章では、ティンパニが中心で、高い音と低い音が速くなったり遅くなったり、聴いていて爽快感さえ感じられます。ティンパニが激しく演奏されている中、小学3年の次女は気持ちよさそうに眠りに入っていきました。
第3楽章は、前の2つの楽章とはかわって静かでゆったりとした曲調。次女はますます深い眠りに入っている様子。
そして、第4楽章。合唱団の皆さんが静かに立ち上がり、「歓喜の歌」の準備に入ったところで、中学2年の長女と一緒に次女を起こします。
オーケストラの演奏も4人の独唱者の演奏も何かを訴えるかのような感じで、最後の大合唱へとつながります。合唱の歌詞の意味が分からなくても、心が揺さぶられるような感動でいっぱいになりました。
演奏終了後、娘たちと顔を合わせた時、今回一緒に「第九」を鑑賞することができて本当に良かったなと思いました。次女も途中眠ってしまいましたが、良い音楽を聴きながらとても気持ちよさそうでした。
長男は部活動の関係で一緒に鑑賞ができませんでしたが、今度は正春さんと長男も含め家族皆で鑑賞できたらいいなと強く感じました。
すべての演奏終了後、写真撮影はOKとのことで、会場の写真を1枚撮りました。
素晴らしい演奏を拝観でき、幸せな時間でした。