「室礼」
しつらい。
古来より日本では実りや時節の訪れを敬い、
折々の年中行事で、実りへの感謝を捧げ、
桃、端午の節句、月見、正月などその心を形にする風習がありました。
『室礼』とは、
季節の折々に実った様々なものを盛ることです。
しつらえる・・・は、
室礼からきています。
節句や時節に感謝や祈願を、もてなしの心を込めて、
家や部屋をしつらえる。
その土地に根付いた習慣は、感謝の気持ちを表し、
自然や人の力が及ばない存在へ向けられた『礼』の形でもあります。
誰もが持つ生まれた土地や自然。
そこの土地や家庭にある風習や伝統文化・・・型は違えど・・
日本全国様々です。
僕らが思うお客様へのおもてなし・・・
紬もしつらえ、お客様を迎えます。
明日から師走です・・・
おやすみなさい。